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先日、鞄本人事総研の岡田勝彦氏の講演に参加する機会を得た。
講演のタイトルは『会社を支えるリーダーの育成と役割』。そもそもリーダーとは?から始まり、リーダーに求められる体制や心構え。実例ではユニクロを支えている目標志向など、どれも勉強になるものであった。
その中でリーダーとして必要なスキルをいくつか取り上げていたので、一つご紹介したいと思う。 |
<リーダーとして求められるスキル>
| (1) |
Technical Skill |
〜専門技術、ノウハウ |
| (2) |
Human Skill |
〜人間性 |
| (3) |
Conceptual Skill |
〜ビジョン構想力、問題解決力 |
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以上の3つのいずれかが掛けていてもいけない。
(1)は勿論大切であるが、(2)と(3)は特に重要であり、専門的な知識や技術だけ秀でていても組織をまとめていくことはできないのである。
「名選手名監督にあらず。」という諺もあるとおり、専門的な知識や能力に長けた人物や業績優秀者が必ずしも良いリーダーとなるとは限りらない。でもそういった要件を中心に置き、役職への人材登用をしている企業が多いのではないでしょうか?
西郷南州翁(隆盛)遺訓第一条にはこんな一節があります。
「何程、国家に勲労ある共、その職に任(た)えぬ人を官職を以って賞するするは善からぬことの第一也。官はその人を選びてこれを授け、功ある者には俸禄を以って賞し、これを愛し置くものぞ・・・」
これは、どんなに功績があっても、その職務に不適切な人物に官職を与えることは善くないことで、功績を上げた者には恩賞で報いるべきであるという意味である。つまり、すばらしい功績を上げた者には、ボーナスによって報い、賞賛するべきであり、官職を与えること=職責を全うできる人材とは全く異なることであると述べている。
なるほど。なぜか、素直に納得してしまう。そうは言っても、『そのような人材はなかなか周囲には居ないよ。』と思われている方も多いと思います。確かにそうかもしれません。しかし、私がそうなのですが、案外、自分自身も人間性をしっかりと見抜く力や、人を評価する人間性を備えた人物ではないのでは・・・?と思うこともしばしばです。
「吾唯足知」=吾ただ足るを知る。これは釈迦の言葉で水戸の黄門様が京都の龍安寺に寄進したツクバイに書かれている言葉として有名ですが、私も常に意識しようと心がけている言葉です。「自分は常に足らない部分が多い。」という気持ちから謙虚さを生み出してくれる。上に立つもの自身が、常に謙虚で高い人間性と明確なビジョンを示さなければ、皆は着いてきてくれず。リーダーは務まりません。これはリーダーとして普遍的な原理原則なのかもしれません。
そうはいっても、なかなかできないことが現実にあるのですが・・・まずは自分を磨くことから、日々精進、精進。 |
| (山田) |